ワンちゃんも認知症になる
ジョイフル本田のトイレを借りた時、
こんなPOPが、壁に張ってありました。
「柴犬は認知症になりやすい」
まさかワンちゃんも認知症を患うなんて、
と思い、ネット検索で調べてました。
認知症について拝見したWEBを引用させてもらいます。
①日本犬は認知症になりやすい!?
認知症とは、加齢などによって脳の神経細胞が減少したり萎縮したりして、
一度正常に発達した知能が低下した状態のことをいいます。
認知症になると、
- 狭いところに入りたがり、入ると出られなくなる
- 昼間に寝て、夜中に起き出す
- 夜鳴きをする
- トイレの失敗が多くなる
- 同じ場所をグルグルと旋回する
- 食べても食べても痩せていく
日本犬が認知症になりやすい傾向にありますが、
どの犬も認知症を発症する可能性はあります。
認知症を発症してしまうと、現段階では根本的に
完治させる薬や治療法はありません。
ですから、認知症を発症しないように予防することが大切です。
認知症を予防するためには脳に刺激を与え、
脳を活性化させることがポイントです。
では、飼主さんは愛犬の認知症を予防するためにどうしたらよいのでしょうか?
犬の認知症の予防対策を4つ紹介します。
1:適度な散歩をする
散歩へ行くと、外界のさまざまな音やにおいや風景などが
犬にとってよい刺激となり、他人や他犬と
出会ったり触れ合ったりするこもできるので、それもまた刺激になります。
時々、散歩の時間やコースを変えるとさらに刺激が高まり、脳が活性化されます。
愛犬が年を取ってくるとその身体を気遣い、
散歩を控えようと考える飼主さんもいるかもしれません。
しかし、外界からの刺激がないと老化を促進してしまいますし、
運動をしないと体力も低下してしまいます。
ですから、愛犬の年齢や体力に合わせた、適度な散歩を続けていきましょう。
もし、愛犬の足腰が弱ってしまって歩行が困難である場合は、
愛犬をカートに乗せて散歩するだけでも脳に刺激を与えることができ、
気分転換にもなります。
2:脳トレをする
『脳トレ』といっても、難しく考えなくても大丈夫です。
『オスワリ』や『オイデ』や『マテ』など基本的なしつけを継続して行ったり、
飼主さんが話しかけたりするだけでもそれが犬にとっては刺激となり、
脳トレになります。
その他、知育玩具を与えたり、飼主さんとゲームをするのもオススメです。
例えば、紙コップを3つ用意して、
その中の1つだけにおやつを入れてシャッフルし、
どの紙コップにおやつが入っているかを当てさせるゲームなどは、
愛犬にとってよい脳トレになるでしょう。
青魚などに多く含まれるDHAやEPAといった不飽和脂肪酸は脳を活性化し、
脳の老化が進みにくくなると言われており、
認知症の予防や症状の改善への効果が期待されています。
ですから、認知症の予防としてDHAやEPAの犬用サプリメントや、
DHAやEPAが多く含まれるドックフードなどを愛犬に与えるのもいいでしょう。
なお、愛犬にサプリメントを与える際は、獣医師に相談することをお勧めします。
4:マッサージをする
マッサージをすると血行がよくなるため、脳の活性化が期待できます。
飼主さんがマッサージしてあげることで愛犬はリラックスすることができますし、
大切なコミュニケーションの時間にもなります。
愛犬をマッサージするときは、優しくなでる程度でOKです。
強く押しすぎないように気をつけましょう。
④まとめ
近年、認知症が増えてきており、
特に日本犬が認知症になりやすい傾向にあります。
その理由ははっきり分かっていませんが、
食生活の変化が関係しているかもしれません。
しかし、日本犬だからといって必ず認知症になるわけではありません。
そして、どの犬も高齢になれば認知症になるリスクは高まります。
現段階では認知症を完治することは望めないため、
予防と早期発見が重要になります。
愛犬のためにできる限りの予防対策を行い、気になる行動などが見られた場合は
早めに動物病院へ連れて行きましょう。
もし、愛犬が認知症になったとしても、これまでと変わらない愛情を持って
最後までお世話してあげたいですね。
日本犬だからと言って、認知症になるかも分からず、
だからと言って洋犬でも認知症になる可能性あり。
今できる事は、日常生活からの予防ですな。
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